レーザー脱毛〜気になる効果と注意点
レーザー脱毛はレーザー光が特定の色に吸収されるという特性を応用して行われる脱毛方法の一つです。
黒や茶色に反応するレーザーを肌に照射して、毛や毛根、その周辺を熱してダメージを与えることによって脱毛します。
レーザー脱毛で使われる医療レーザーは、もともとホクロやあざの治療用でした。
その後技術がすすみ、1997年から脱毛に使われるようになりました。レーザー脱毛はまだ新しい技術なので、永久脱毛といえるほど歴史がありません。
しかし多くの医療機関でレーザー脱毛が施され、その結果から永久脱毛としても問題はないといわれています。
レーザー脱毛以前の永久脱毛といえば針(ニードル)脱毛でした。
これは毛穴の一つ一つに針を入れ電気を通し毛穴やその周辺を破壊する方法で、効果は確実ですが激しい痛みが伴いました。
そのため脱毛を続けることが出来ず、途中で断念する方が多かったようです。
レーザー脱毛は約1cmほどの照射面を肌にあててレーザーを照射します。痛みは輪ゴムを弾いたほどと形容されますが、肌の色や状態などで個人差があります。
時間も短くすみ、その分一回の施術で範囲を広く脱毛できるので、現在多くの医療機関ではレーザー脱毛が主流になっています。
レーザー脱毛にも問題が無いとはいえません。レーザーはメラニンに反応して熱を与えるので、日焼けした肌や炎症がある場所には使用できません。
また産毛や脱色した毛にもあまり効果がないようです。
レーザー脱毛後の肌は軽いやけどのような状態になることが多いので、脱毛した日は入浴しないほうがいいでしょう。一週間ほど直射日光を避けるよう注意が必要です。
家庭用のレーザー脱毛器は、医療用レーザーほどの出力がありません。それでも原理は同じなので、レーザー脱毛器での自己処理でもトラブルがあった場合は、すぐ医療機関に相談するのがいいと思います。